弊社メールサービスへの不正アクセスに関する調査結果および対応完了のご報告
平素よりレンタルサーバーCPIをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたびは、弊社メールサービスへの不正アクセスにより、多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
弊社では本件を重大かつ厳粛に受け止め、再発防止に向けた対策を進めております。
つきましては、本件に関する発生原因、影響範囲、およびこれまでの対応状況について、最終報告を申し上げます。
1. 対象サービス
レンタルサーバーCPIにおいてメールサービスを提供している全プラン
2. 影響内容
お客さまのメールアカウント情報が漏えいしました。
■ 対象件数
1,250,543件
■ 対象プランおよび影響
| 対象プラン | 影響 |
|---|---|
| ビジネス スタンダード | メールアカウントおよびパスワード※1の漏えい |
| KWCメール | |
| その他のプラン | メールアカウントの漏えい※2 |
- ハッシュ化した状態で管理しており、パスワードそのものは漏えいしておりません。
- パスワード情報は別システムにて管理しているため、パスワードへの影響はございません。
3. 事象概要
■ 発生日
2026年6月8日(弊社サービスへの影響発生)
■ 第一報受領日
2026年6月21日(KDDI株式会社より弊社へ報告)
KDDI株式会社が運営し、弊社がメールサービス提供のため利用しているメールシステムにおいて、不正アクセスが発生し、メールアカウント情報の一部が外部へ漏えいした可能性があることを確認。
■ 不正アクセスの概要
- 悪意のある第三者が、KDDI株式会社が運営するサーバーAへ不正にアクセスしました。
- サーバーAに存在した脆弱性が悪用され、サーバーBに保存されていた、本メールサービスで利用されるメールボックスに紐づくメールアカウント情報が不正に取得されました。

■ 発生・対応経緯
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2026年6月1日 | KDDI株式会社が他ISP事業者より、パスワード漏えいの可能性に関する調査依頼を受領。 その後、当該ISP事業者と連携し、製品ベンダーによる脆弱性調査、外部調査会社によるログ調査およびフォレンジック調査を開始。 |
| 2026年6月17日 | KDDI株式会社が本メールシステムの製品ベンダーより、第三者製ソフトウェアの脆弱性を悪用した情報漏えいの可能性について報告を受領。 あわせて、当該ソフトウェアの改修を実施し、脆弱性への対処を完了。 |
| 2026年6月21日 | KDDI株式会社において、本メールシステムに対する技術的防護措置を実施(6月18日~6月21日)。 同日、KDDI株式会社からの不正アクセスに関する第一報を、弊社にて受領。 |
| 2026年6月22日 | KDDI株式会社より詳細報告を受領し、弊社において社外公表に向けた準備を開始。 |
| 2026年6月23日 | KDDI株式会社がプレスリリース(第一報)を公表。 同日、弊社もプレスリリース(第一報)を公表。 |
| 2026年7月1日 | 影響範囲の確定を待たず、お客さまの安全確保を最優先として、メールパスワード変更のお願いを実施。 あわせて、ビジネス スタンダードおよびKWCメールをご利用のお客さまを対象に、パスワード強制変更(7月21日実施)のご案内を実施。 |
| 2026年7月6日 | KDDI株式会社より、影響範囲確定の報告を弊社にて受領。 KDDI株式会社がプレスリリース(続報)を公表。 同日、弊社もプレスリリース(続報)を公表。 |
| 2026年7月7日~7月9日 | 影響対象となるお客さまへ、確定した影響内容について個別にメールでご案内。 |
| 2026年7月8日 | お客さま対応負担の軽減策として、パスワード強制変更の対象となるメールアカウントを、管理者用のコントロールパネル上で確認できる表示機能をリリース。 |
| 2026年7月16日 | ビジネス スタンダードおよびKWCメールをご利用で、パスワード未変更のお客さまを対象に、パスワード強制変更(7月21日実施)のリマインドを実施。 |
| 2026年7月21日 | ビジネス スタンダードおよびKWCメールをご利用で、パスワード未変更のお客さまを対象に、パスワード強制変更を実施。 |
6. 再発防止に向けた対策
■ 実施済みの対策
システムの安全性向上および再発防止に向け、KDDI株式会社において以下の対策を実施しております。
| 対策名 | 目的 | 内容 | 完了日 |
|---|---|---|---|
| システム改修 | 被害拡大の防止 | 対象システムの改修をおこない、脆弱性に対処しました。 | 2026年6月17日 |
| EDR導入 | 不正アクセスの検知・対処能力向上 | 外部通信を監視・制御するEDR(Endpoint Detection and Response)を、全サーバーへ導入しました。 | 2026年6月21日 |
| フォレンジック調査 | 検証 | 第三者専門機関による調査を実施し、当該脆弱性以外に不審なアクセスや痕跡がないことを確認しました。 | 2026年6月23日 |
| パスワード強制変更 | 不正ログインの防止 | ビジネス スタンダードおよびKWCメールをご利用の一部のお客さまを対象に、メールパスワードの強制変更を実施しました。 | 2026年7月21日 |
以上の対策により、本事象の原因となった脆弱性は解消されており、不正アクセスに利用された経路についても遮断しております。
また、第三者専門機関による調査結果を踏まえ、本件に起因する新たな被害が確認されていないことから、本件への対応は完了しております。
現在、対象サービスは通常どおりご利用いただける状態となっております。
■ 今後の対策
今後、KDDI株式会社において以下の対策を継続的に実施いたします。
| 対策内容 |
|---|
| 当該ソフトウェアの設計書およびプログラムの詳細分析を実施します。 AI等の技術も活用しながら潜在的なリスクを網羅的に調査し、その結果を踏まえ、不具合や脆弱性の有無について継続的な確認および改善をおこないます。 |
7. 本件に関連するお知らせなど
■ CPIからのお知らせ
| 公開日 | お知らせ |
|---|---|
| 2026年6月23日 | 弊社メールサービスへの不正アクセスに関するご報告とお詫び |
| 2026年7月7日 | 弊社メールサービスへの不正アクセスに伴うお客さま影響確定のお知らせ |
| 2026年7月21日 | 不正アクセスに伴うメールパスワード強制変更を実施しました |
■ 報道関係者の皆さまへのお知らせ
| 公開日 | お知らせ |
|---|---|
| 2026年6月23日 | 当社メールサービスに対する不正アクセスの発生について |
■ KDDI株式会社からの発表資料
| 公開日 | 発表資料 |
|---|---|
| 2026年6月23日 | ISP事業者向けメールシステムに対する不正アクセスの発生について |
| 2026年7月6日 | ISP事業者向けメールシステムに対する不正アクセスについてのお詫びとご報告 |
このたびのインシデント対応に際しましては、パスワード変更やメールソフトの再設定など、お客さまに多大なるご負担とご不便をおかけいたしました。
そのような中、お客さまのご理解とご協力のおかげで、収束に向けた対応を進めることができました。
心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
弊社では、今後もお客さまに安心してサービスをご利用いただけるよう、再発防止策の徹底をはじめ、安全性および信頼性のさらなる向上に努めてまいります。
メール運用に関する事項に限らず、ご不明な点やご不安な点、ご懸念事項などがございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
今後ともCPIサービスをご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
- お問い合わせ:CPIサポート
