SmartRelease(スマートリリース)

  • 標準装備
SmartRelease

「SmartRelease」とは、CPIが独自に開発した「アップロード」と「バックアップ」がワンクリックで可能になるサーバーツールです。Internet Explorerなど各種Webブラウザーから「SmartRelease」コントロールパネルにアクセスできるので、利用環境を問いません。
「SmartRelease」は、アップロードミスが多い、ファイルが先祖返りする、バックアップの取得が面倒…といった、現在のWeb制作にまつわるこれらの諸問題を解決し、Web制作者が制作に注力できるようなサーバー環境を実現します。

こんな課題・ニーズにお応えします

Web制作にまつわる諸問題

テストサイト構築に時間と費用がかかる

公開環境でプログラムが動作しない

ファイルのアップロード漏れが起こる

バックアップの取得が面倒

すべてSmartReleaseで解決!

SmartReleaseのしくみ

「テストサーバー」と「公開サーバー」を標準装備し、さらに「バックアップサーバー」が常時テスト、公開、DBのバックアップを取得しています。
テストサーバーから公開サーバーへのファイルの置き換えを「リリース」、公開サーバーからテストサーバーへのファイルの置き換えを「転送」と呼び、それぞれワンクリックで置き換え完了します。

SmartReleaseのしくみ

Web制作の問題点をスマートに解決!

アップロードに関する問題を解決

サーバー設定と同時にテストサイトも設定されます

ビジネス スタンダードでは、サーバー設定と同時にテストサイトも設定されます。
開発環境としてのテストサイトを用意するコストを削減できるだけでなく、テストサイトと公開サイト個別にシステムを用意したり、カスタマイズする必要がありません。

テスト・公開サイトの環境が同じだから、ワンクリックでリリース可能

テストサーバー、公開サーバーはPHPの設定、パスなどすべて同一環境です。「SmartRelease」を用いてテストサイトと公開サイトをボタンをクリックするだけで同期できるので、公開サイトでプログラムが動作しないなどといったことも防げます。

バックアップに関する問題を解決

自動・手動でバックアップを取得

「SmartRelease」は自動でWeb領域(テスト、公開)、データベース領域のバックアップを取得しますので、取得漏れを防ぎます。バックアップファイルは「SmartRelease」コントロールパネルから確認できるので、バックアップファイル管理も不要になります。

Webブラウザからすぐにリストアができるので、ミスがあっても安心

さらに、ファイルをテストサイトから公開サイトへ置き換える場合、または公開サイトからテストサイトへ置き換える場合にも都度バックアップを取得しますので、アップロード後にミスを発見しても、「SmartRelease」コントロールパネルからすぐにリストアできます。

SmartReleaseを使えば、改修作業がラクになります。

大幅な改修や、CMSにカスタマイズをくわえる場合など、公開サーバーと同一環境のテストサーバーで作業をおこなえます。テストサーバーで作業が完了したら、SmartReleaseを使って公開サーバーへボタンひとつでファイルを移行できます。データベースは共通のため、ファイルの移行だけでテストサイトの環境がそのまま公開サイトへ置き換わります。
万が一ミスがあったとしても、バックアップデータから切り戻しができるので安心です。

SmartReleaseでファイルをリリース

機能一覧

リリース

すべてリリース テストサイトから公開サイトへ除外リスト以外のすべてのファイルを置き換えます。
公開サイトのみに存在したファイルやフォルダはすべて削除されます。
除外リスト すべてリリース時に除外するファイルやフォルダを指定します。
ファイルを選択してリリース テストサイトから公開サイトへ選択したファイルとフォルダを置き換えます。
選択した階層以下で、公開サイトのみに存在したファイルやフォルダはすべて削除されます。
履歴 リリース履歴を一覧で表示します。

ファイル転送

すべて転送 公開サイトからテストサイトへ除外リスト以外のすべてのファイルを置き換えます。
テストサイトのみに存在したファイルやフォルダはすべて削除されます。
除外リスト すべて転送時に除外するファイルやフォルダの指定をします。
ファイルを選択して転送 公開サイトからテストサイトへ選択したファイルとフォルダを置き換えます。
選択した階層以下で、テストサイトのみに存在したファイルやフォルダはすべて削除されます。
履歴 転送履歴を一覧で表示します。

バックアップ

バックアップの除外フォルダ 「_smartrelease_except」フォルダにファイルを置いた場合はバックアップの対象外となります。
バックアップ容量 バックアップ容量には上限があります。
以下の条件に当てはまる場合、バックアップは実行されません。
■ファイルの総数が70,001ファイル以上の場合
■ファイルの総容量が10GB以上の場合
■ディレクトリ構造が41階層以上の場合

ただしご提供開始時から存在する以下のディレクトリは容量制限の対象外となります。
「/log」
「/_smartrelease_except」
手動バックアップ 管理者の任意のタイミングでWeb領域のバックアップを取得します。
Webバックアップ(自動) 以下のタイミングで自動でバックアップを取得します。
  • 毎日深夜帯
  • リリース時
  • ファイル転送時
  • リストア時
バックアップファイル一覧(Web) 手動、自動バックアップした一覧が表示されます。バックアップにはコメント付与やプロテクトをかける事が可能です。
手動DBバックアップ 管理者の任意のタイミングでDBのバックアップを取得します。
DBバックアップ(自動) 深夜帯に自動でDBのバックアップを取得します。
バックアップファイル一覧(DB) 手動、自動バックアップした一覧が表示されます。バックアップにはコメント付与やプロテクトをかける事が可能です。
Webリストア 取得したWebバックアップデータを現在のお客さま領域にすべてファイルやフォルダを置き換えます。バックアップを取得後に作成したファイルやフォルダは全て削除されます。
DBリストア 取得したDBバックアップデータを任意のデータベースにリストアします。

管理

テストサイトアクセス制限 テストサイトのみにIP制限をかける機能です。設定したアクセス制限はテスト環境のみで、「リリース」をおこなっても公開環境には反映されません。
パスワード変更 SmartRelease専用パスワードを変更します。

よくあるご質問

こちらはSmartReleaseに関係するよくあるご質問の簡易版です。サーバーの詳細および、サーバー契約に関する情報は操作マニュアル をご覧ください。

SmartReleaseはビジネス スタンダードの標準装備機能のため、追加料金はかかりません。ビジネス スタンダードの利用料金および、サーバーの詳細については、こちらをご参照ください。

リリースには「すべてリリース」と「ファイルを選択してリリース」の2種類の機能があります。

【すべてリリース】
テストサイトから公開サイトへお客さまのルートディレクトリの全ファイルを置き換えます。

  • 公開サイトのみに存在したファイルやフォルダはすべて削除されます。
  • 「/log」、「/_smartrelease_except」ディレクトリは除外となります。
  • お客さまが作成したソースコードを書き換える事は一切おこないません。

【ファイルを選択してリリース】
テストサイトから公開サイトへ選択したファイルやフォルダを置き換えます。

  • フォルダを選択した場合は、選択したフォルダ階層以下がすべて置き換わり、公開サイトのみに存在したファイルやフォルダはすべて削除されます。

ファイル転送には「すべて転送」と「ファイルを選択して転送」の2種類の機能があります。

【すべて転送】
公開サイトからテストサイトへお客さまのルートディレクトリの全ファイルを置き換えます。

  • 公開サイトのみに存在したファイルやフォルダはすべて削除されます。
  • 「/log」、「/_smartrelease_except」ディレクトリは除外となります。
  • お客さまが作成したソースコードを書き換える事は一切おこないません。

【ファイルを選択して転送】
公開サイトからテストサイトへ選択したファイルやフォルダを置き換えます。

  • フォルダを選択した場合は、選択したフォルダ階層以下がすべて置き換わり、テストサイトのみに存在したファイルやフォルダはすべて削除されます。

以下のタイミングでバックアップを取得しております。
毎日深夜帯:毎日深夜にバックアップを取得
リリース時:すべてリリース、ファイルを選択してリリース時に公開サイトのバックアップを取得
ファイル転送時:すべて転送、ファイルを選択して転送時にテストサイトのバックアップを取得
リストア処理時:バックアップ一覧よりリストアをおこなうと現行のカレントディレクトリのバックアップを取得

Web領域、データベース共に30世代まで管理可能です。
取得可能な世代数を超えると、古いバックアップから自動で削除されます。

データベースサーバーはテストサイト、公開サイトとで共通となっておりますので、同じデータベースを参照する事も可能ですし、テストと公開でデータベースを分ける事も可能です。
テストと公開でデータベースを分ける場合はお客さま自身でプログラムを分けて運用する必要があります。

お客さまのルートディレクトリすべてが対象となります。ただしご提供開始時から存在する以下のディレクトリはバックアップ、リリース、ファイル転送処理の対象外となります。
「/log」
「/_smartrelease_except」

リストアとは現在のお客さま領域をバックアップが取得された日付の状態に戻す事です。リストアするバックアップデータの取得後に作成したファイルやフォルダは、すべて削除されます。

テストサイトにCMSを導入できます。
ただし、テストサイトで構築したCMSを公開サイトへリリースする場合は、テストサイト特有の設定情報(URLや接続先DB)はお客さま自身で変更していただく必要があります。

テストサイトと公開サイトとの違いはドメイン名となります。
作成したプログラムにテストサイト特有のコード(URLや接続先DB)が含まれる場合などは、リリース前にお客さま自身で修正して頂く必要があります。
次回以降のリリースは、テストサイトの情報が入ったプログラムや設定ファイルを除外リストに追加する事で上記作業を回避する事も可能です。

従来通り公開サイトのみで運用する事も可能です。

公開サイトのコンテンツをすべてテストサイトへコピーしてからSmartReleaseをご利用ください。
公開サイトからテストサイトへのコピーは、「すべて転送」機能を使うと簡単におこなう事が出来ます。

【テストサイト】
https://お客さまのUserID.smartrelease.jp/
テストサイトのURLはユーザーポータルの「チュートリアル」2ページ目に掲載しております。

【公開サイト】
http://お客さまのドメイン名/
DNS変更をされていない場合は、http://IPアドレス/

  • 公開サイトへSSL通信アクセスする場合は、別途SSLサーバー証明書のご契約が必要です。

テストサイト特有の設定ファイルやプログラムは「除外リスト」機能を使って、ファイル置き換えの対象外とする事が可能です。

対象プラン

  • チェックマーク:標準装備
  • ─:非対応
シェアードプラン
主契約ドメイン マルチドメイン
チェックマーク チェックマーク
操作マニュアルはサポートサイトでご確認ください。