DNSサーバーレンタルとは

DNSサーバーレンタルの仕組みの図
DNSサーバーレンタルとは、CPIが提供する「DNSレコードの編集が可能な」DNSサーバーサービスです。
レコードの編集はご契約者さまより依頼を受け、CPIの専任スタッフが代行しますので、DNS記述ミスによるDNSトラブルのリスクを軽減できます。

標準DNSサーバーとの違い

標準DNSサーバー(CPI共用レンタルサーバー付属)

CPIのレンタルサーバーに付属しているDNSサーバーは、サービスの特性上、DNSレコードの編集ができません

DNSサーバーレンタル(有料)

各種DNSレコードの編集が可能です。ご依頼を受けてCPIの専門スタッフがレコードの編集作業を行いますので、DNSレコードの編集に自信のない方でも安心です。
CPIのレンタルサーバーのご利用がない場合も、当サービスのご利用が可能です。

DNSサーバーレンタルがおすすめなケース

  • CPIレンタルサーバーをご利用でレコード編集が必要

    CPIレンタルサーバーをご利用で
    レコード編集が必要

  • Webとメールで異なるサーバー会社を利用

    Webとメールで異なるサーバー会社を利用

  • SPF・DKIM・DMARCやGoogleWorkspace・Office365を利用

    SPF・DKIM・DMARCやGoogle
    Workspace・Office365を利用

料金

料金
初期費用 DNSサーバー設定費(正引き) 5,500円(税込)
DNSサーバーレンタル費(正引き/年間) 14,300円(税込)
合計 19,800円(税込)
追加・変更作業費用 DNSサーバー設定費(正引き) 5,500円(税込)

可能なDNSレコードと書式

可能なDNSレコードと書式
正引きで利用できるレコードおよび書式
Aレコード
[書式例] example.com. IN A 192.0.2.24
  • 「ドメイン」と対応する「IPアドレス」を定義します。
  • 「サブドメイン 」を指定することも可能です。
MXレコード
[書式例] example.com. IN MX 10 mail.example.com.
  • メールの配送先であるメールサーバーを定義します。
  • 「優先度(例:10など)」は値が小さいほど優先順位が高くなります。
  • 「メールサーバーホスト名」を指定してください。IPアドレスは登録できません。
CNAMEレコード
[書式例] test.example.com. IN CNAME example2.com.
  • Aレコードで定義されてるドメイン名と別名を定義します。
  • 別名は「サブドメイン」を指定してください。独自ドメインは指定できません。
  • 「ホスト名」を指定してください。IPアドレスは登録できません。
TXTレコード
[書式例] example.com. IN TXT “ テキスト情報(文字列)”
  • 用途に応じて(SPFなど)ドメインに関連付ける “テキスト情報(文字列)” を定義します。
NSレコード
[書式例] example.com. IN NS ns. example.com.
  • ドメインとサーバーを繋ぐDNS「ネームサーバー」を定義します。
SRVレコード
[書式例] _service._prot.example.com. IN SRV 10 0 21 server01.example.jp.
  • ご利用のサービス名について、プロトコル名、ポート番号、ホスト名など複数定義します。
  • 「_service(例:_ftpなど) ._port(例: _tcpなど)」ご利用のサービス名とプロトコル名を指定してください。
  • 「優先度(例:10など)」は値が小さいほど優先順位が高くなります。
  • 「重み付け(例:0など)」は負荷分散のために指定する優先順位です。負荷分散が不要な場合は「0」を指定してください。
  • 「ポート番号(例:21など)」はご利用のサービスで使用するポート番号を指定してください。

ご注意事項

  • 正引きに対応になります。
  • プライマリ、セカンダリの2台構成となっております。
  • 弊社で管理していないドメインの場合、弊社指定のネームサーバー名に変更してください。DNSサーバー(ネームサーバー)の変更方法については、ドメインを管理しているドメイン管理会社へ確認してください。
  • DNSサーバーレンタルではドメイン管理サービスは含まれていません。ドメインの取得、維持管理ならびに移転は別途手続きが必要です。

導入までの流れ

  1. 01
    お客さまご依頼
    「DNSサーバーレンタルお申し込み」フォームからお申し込みください。

    フォームへの記入方法は以下のPDFをご参照ください。
    CPI DNSサーバーレンタル「オーダーフォーム入力手順」

    • 新たにご契約されるCPIの共用サーバーとDNSサーバーレンタルを併用される場合、DNSサーバーレンタルのお申し込み前に共用サーバーのご契約をお済ませください。
  2. 次の項目へ
  3. 02
    CPI設定作業内容の送付
    記述するレコード情報について、設定する作業内容を管理先メールアドレスへ送信いたします。
  4. 次の項目へ
  5. 03
    お客さま設定作業内容のご確認、内容ご承諾のご返信
    設定作業内容がご依頼内容と相違がないかご確認ください。
  6. 次の項目へ
  7. 04
    CPI請求発行
    管理先メールアドレスへ請求のご案内メールを送信いたします。
  8. 次の項目へ
  9. 05
    お客さまご入金
  10. 次の項目へ
  11. 06
    CPIご入金確認、作業確定通知送付
    管理先メールアドレスへ、ご承諾いただいた最終の作業内容と作業日時をお送りいたします。
  12. 次の項目へ
  13. 07
    CPI設定作業
    設定作業内容がご依頼内容と相違がないかご確認ください。
  14. 次の項目へ
  15. 08
    CPI 完了通知送付
    管理先メールアドレスへ、設定完了のご連絡をいたします。